言いたい事を、書きたいだけ

ラストライブの帰り道に考えたこと

 資源は限りあるように思うから、少しずつ切り崩しながら生きるような所がある。

 

 チャットモンチーが完結した後、読める文章やアルバムはすぐに開かず、少しずつ少しずつ消費していった。今日ようやくアルバムの歌詞カードに書いてある2人の作文を読んだ。とても楽しみにしていた一品で、内容は素晴らしいからここでは書かない。

 少しずつ消費していくのは我ながら貧乏性だなと思う。プリンが一個あったとして、全部食べずに冷蔵庫に残しておくことに似ている。妹を見てると似てるわーなんて思う。ずっとおいしく食べたい気持ちは誰にでもあるはずだ。

 

 貧乏性の自分が、限りある資源を有効に使うにはどうすれば良いだろうか。まだ出来ない事だけど、資源を削り別のものを生み出すことができれば…。初めはバターだって塊では食べれないから、パンに塗って食べるでしょう。ゆくゆくは一つの食材から分解して、色んな料理を作れたらなぁと、昨日本屋のコーナーを見ながら思った。

 ところでチャットモンチーは完結したけど、ぴかぴかの資源を見て切り取った人達はたくさんいるように思う。その人達が上手く料理を作ると、これほど楽しいことはない。貧乏性の自分を納得させてあげるには、今のところ一番だと思った。これなら完結も悲しくはない。なぜなら形を変えて続いていくから。

 ラストライブ帰りの夜道に考えた気持ちが、文字になって昇華した瞬間でした。